ホワイトボードのお手入れについて

前回コラムでは、ホワイトボードのホーロー製とスチール製の違いについてお話をしましたが、日頃のお手入れで長く使用できたりそうでなかったりする場合もあります。
使用環境による劣化
- エアコンの吹き出し口が近くにあり、エアコンの風があたるところで使用している
- 筆記面を手でベタベタ触る
- エアコンの吹き出し口が近くにあり、エアコンの風があたるところで使用している
- ペンやイレーザーで筆記面にキズをつけてしまう
エアコンの風や直射日光にあたることにより、筆記面にほこりが付着しやすくなり、マーカーが消えにくくなります。同様に、ボード面を手で触ってしまうと、手の油がついてしまい、その上ににマーカーを重ねることにより、油に混ざったマーカーがボード面に付着し、インク跡が残ってしまいます。また、キズがついた場合、キズにインクが入り込み、イレーザーで消しても消えないというようなことがおこり、結果跡が残る原因を作ってしまいます。
マーカー(ペン)の置き方
- マーカーは寝かせて置いておくのがベスト
- ペン先を上に向けて置いておくと、乾いてしまう
- ペン先を下に向けて置いておくと、液が出すぎてしまう

ホワイトボードにマーカーで書くと、顔料と剥離剤に分離して上の図のようになります。このように、剥離剤がしっかりと固まって、顔料と分離する状態になっているのがベストな状態、つまり、消した時きれいに消える状態です。
(剥離剤の上に顔料がしっかりと乗っている状態→剥離剤のおかげで顔料がおちやすくなる)この時、マーカーを寝かせておくことにより、インクが均一になり、上の図のようなベスト状態になるというわけです。
書いてすぐに消さない! 書いてから長時間放置しない!
書いてすぐに消すと剥離剤が乾ききらず、消し跡を残す原因を作ってしまいます。逆に、書いてから長時間放置するのも消し跡を残す原因になるので、注意しましょう! 余談ですが、赤いマーカーは黒いマーカーよりも消えづらいそうです。ご参考まで
ホワイトボードに跡が残ってしまった時の対処法

対処1 水拭きかお湯拭きをする
よく絞った雑巾で拭くことで、きれいにホワイトボードの表面の汚れを取ることができます。水拭きをした後は、乾拭きをしてから使用しましょう!
対処2 水拭きをしても取れない場合は、無水エタノールを雑巾にひたして拭く
ただし、アルコールがホワイトボードの表面のコーティングを傷つけてしまう可能性もあるので、高頻度での使用は避けたほうがいいでしょう。除光液や界面活性剤が入っている洗剤もホワイトボードを劣化させてしまう原因になるので、使用しないようにしましょう!
対処3 消耗品を買い替える
マーカーやイレーザーも定期的な買い替えをおすすめします。マーカーを長期で使用していると、顔料と剥離剤の混合割合が変わってしまい、本来きれいに消せるはずの文字が消えにくくなってしまいます。イレーザーもインクの汚れがひどくなってきたときは買い替えをしましょう!どうしても汚れが消えないときは、思い切って新調するのも一つの手です。


