writer : タカノ
2017.10.31 Tue
こんにちは!オフィス家具モールのコマツです!
みんなでお昼GO飯シリーズ第28弾です。
今回はいつもとちょっと違う番外編☆
スタッフ一同で、秋田名物「なべっこ」に挑戦して来ました!
みなさん、なべっこってご存知でしょうか?
秋田以外の県ではあまり馴染みのない文化かもしれないですね。
似た行事で言うと、山形の芋煮会も有名ですね。
秋田のなべっこも同じように「遠足」ジャンルになります。
県内の学校では秋に「なべっこ遠足」があるので、
秋田県人ならほとんどの方が経験者!
内容は、広ーい公園やキャンプ場、川原などに出かけて
グループで鍋を作り、その場でワイワイ食べるというもの。
本格的にやるなら、一斗缶の側面に穴を空けてそこに炭や薪をくべ、
火をおこします。その上に大きなアルミ鍋を置いて調理!
ワイルド!(学生の時もこの方法でした)
鍋の中身は、地域や学校、グループによって様々。
県南では「いものこ汁」が一般的かなと思いますが、
他にも「きりたんぽ鍋」「だまこ汁」「豚汁」などお好みで♪
さてさて、今回会場になったのは、
秋田県美郷町「六郷温泉あったか山」のコテージ!
本館(温泉施設)で受付をし、コテージの鍵を受け取ります。
行楽シーズンはコテージがとても人気なので予約をお忘れなく!
コテージの数は全部で10棟ほど。
■休憩・日帰りの場合は10:00~16:00までで¥5,650
■宿泊は16:30チェックイン~翌日9:30チェックアウトで
1泊¥7,190 + 1人につき¥1,020(入湯・浴衣・寝具などの料金含)
となっており、今回は日帰りコースを利用しました!
基本のお部屋は5名定員ですが、他にも8人定員部屋や広いお部屋など
いろいろあるようなのでお問合せしてみてくださいね!
コテージの他にも、バンガローやキャンプ場、グランドゴルフ場、
アスレチックコースなど、周辺には楽しい施設がたくさん。
スタッフのお子さん達も、さっそく元気いっぱい走り回ってました♪
コテージのすぐ近くには、すこし丘になっている野外炊事場があり、
なべっこやBBQをする時はそちらを利用するようです。
我々も屋外で調理する気満々で、火おこし用のドラム缶やら
アウトドアグッズやら準備万端で臨んだのです……が!!
めっちゃ風強い。
シートの上に荷物を置いても飛ばされるレベルだったので、
火をおこすのも困難と判断し、コテージの中で調理する事にしました。
コテージ予約しておいて本当に良かった…!!
でも、せっかくお天気は良かったのに残念です。
/はい撤収~~\
コテージの中はこんな感じ♪
数年前にリフォームしたとの事で、壁も床もすごく綺麗!!
掘りごたつのあるフローリングのお部屋と和室、
キッチン、トイレ、洗面台に、なんとロフト付き!
ロフトにはキッズたちも大喜びでした♪ TVと冷暖房完備で快適~~
キッチンにはIHヒーター、冷蔵庫、炊飯器、
その他お鍋やボウルなどの調理器具も完備。素晴らしい!
ガスコンロもあったので、IH対応でない鍋でもOKです。
では、さっそくお料理していきましょう!
メニューは、いものこ汁と川蟹汁の2種類。
川蟹や新鮮な里芋が手に入るのも田舎ならでは♪
今回の川蟹と里芋は、ペコさん宅とハタさん宅からご提供頂きました!
蟹を豪快に切る(というか割る)ハタさん。
カニミソが…めちゃくちゃ美味しそう~~~!!
切った蟹は沸騰したお湯に入れてダシを取ります。
これだけでも良いんですが、里芋がたくさんあるので
蟹鍋にも入れちゃいましょう♪ 味付けは味噌で!
好みで豆腐やネギを入れる場合もありますが、ネギを入れると蟹の味が負けて
しまうことがあるので今回はナシにしました。
そしてこちらは芋のこ汁~♪
鍋の水が沸騰したら里芋(下茹でしておくのがポイント!)、鶏肉、
洗った糸こんにゃく、舞茸を入れて火を通します。
今回は大人数用なので、豚汁の具(水煮パック)も追加しました。
セリも根っこごと、どっさりー!(火を通しすぎず、シャキシャキ感を残します)
味付けはシンプルに顆粒ダシ、塩、醤油、
そして東北民のアイドル、万能つゆ「味どうらくの里」。
好みで酒や白だし、みりんなどを加えてもグッドです。
その間に、ハタさんはソーセージを燻製器でスモーク!
いい匂いが漂ってきましたよ~~
いよいよお食事タイム!
みんなで作ったいものこ汁・川蟹汁と、ARATAさんが作ってきてくれたおにぎり、
ハタさんのスモークソーセージ、そしてペコさんのお祖母さんお手製の蟹ミソ!!
鶏と野菜のダシが染みた芋のこ汁も、
シンプルなのに旨味たっぷりの川蟹汁も絶品!
蟹ミソも、これがまたご飯に合う~!!(お酒も欲しくなります)
最後に…甲羅にわずかに残った蟹ミソを、川蟹汁に溶くという食べ方を
大発見をした天才がいらっしゃいまして、みんなでマネしてました(笑)
川蟹汁がさらに濃厚になって、ナイス味変え!!
みなさんいっぱいおかわりしてました♪
※川蟹(モズク蟹)のカニミソを食べる習慣も、どうやら秋田周辺ならでは
らしいのですが、これについての詳細はまた次の機会に。
今回は残念ながら屋内で調理したのですが、コテージエリアの横の
野外炊事場でなべっこやBBQをする場合はいくつか注意点があります!
1.野外炊事場の地面(芝生)に直接火がつかないように
あったか山の管理者の方に教えて頂いたのですが、
火種や燃えた燃料などがこぼれたり、ドラム缶のように底があったとしても
熱が伝わって地面が焦げたりするのもNGだそうです。
一斗缶やドラム缶で火を起こす場合は、その下に鉄板などを敷くか、
エリア内に置いてあるU字溝を使っても良いそうですよ!
2.準備は万端に
あったか山で薪や炭などの燃料を売っている場合もあるのですが、
無い時もあるそうなので、一通り準備はしておきましょう!
(今回、薪があると見込んで行ったら売ってなかったので)
1.食材、調味料、調理器具、食器類
コテージを予約していれば調理器具の不足などは大体カバーできますが、
大人数で手分けして調理するなら、まな板や包丁、ボウルなどの調理器具は
多めに持っていきましょう。
プラスチック(紙)の食器類も多めにあると安心です。
2.アウトドアグッズ
外でなべっこをするなら、横に穴を空けた一斗缶やドラム缶は必須!
(↑ガスコンロで作る場合は要りません)
薪、着火剤、チャッカマン、軍手も忘れずに。
一緒にお肉なども焼くならBBQセットも!
あとは調理用&食事用のテーブル、イス、シート。
3.大きい鍋
コテージには中くらいの鍋が1つ置いてありましたが(今回は蟹汁に使いました)
これはもちろん一斗缶の火にかけてはいけないので、
大きいアルミ鍋を用意しましょう。
鍋は薪のススで真っ黒になってしまうので注意です。
地元の施設の魅力を再発見しつつ、とても楽しい時間を過ごせました♪
(なべっこというより調理実習&町内会みたいになっちゃいましたが 笑)
秋の風物詩なべっこ遠足、ぜひ挑戦してみてくださいね!
TEL:0187-84-2641
住所:秋田県仙北郡美郷町六郷東根字下馬転120番地
(秋田自動車道大曲ICより約31分)
利用時間(コテージ)
【休憩】10:00~16:00
【宿泊】16:30~9:30
駐車場:有
その他、温泉や本館の情報は公式HPをご覧下さい。