writer : ハタハタ
2013.11.15 Fri
こんにちは!オフィス家具モールの畑山です。
先日、秋も深まったと記述しましたが
もう秋田は冬になりました!!(笑)
朝から雪かきをして出社しましたよ(笑)
さて、本日は小規模オフィスのレイアウトについて少しお伝えしたいと思います。
実際、事務所やオフィスのレイアウトって調べると沢山、
色々な例が出てくるかと思いますが
私のお伝えしたいオフィスは小規模オフィスやSOHOオフィスと
呼ばれる例の事例です。
一般的に事務所の大きさは、一人あたり3坪計算と言われてます。
(1坪=3.3㎡=2畳)
でも実際、会社の立ち上げやスタートアップの際は
そんな大きな部屋を借りることが出来ないのが一般的。
例えば都内のオフィスだと渋谷近辺で一坪あたり¥13000程です。
そこで上記の内容に当てはめて見ると3人で事業をスタートする場合
上記の計算だと 3人×3坪=9坪 という計算となります。
また、一般的に不動産表記の場合、トイレや柱なども含めての表記となって
いるので、プラスα2坪くらい見ますので、合計すると11坪の物件を
探す事となります。
11坪×\13,000=¥143000-
でもって通常、敷金礼金で3ヶ月分程必要になるのと、
最低半年分の家賃を先払いなどが必要となります。
上記の計算を合計すると初期費用で
¥1,287,000-
と、まぁ~初期投資が多くなります。
そこで今回は本当に一人3坪なのかって話なんです。
私が良く、お客様からご依頼頂いていた内容は下記の様な感じです。
(図がぼやけてますが・・・・)
そうなんです。一人あたり3坪どころかその約3分の1で良いんです。
上記は実際、有効部屋面積だけですのでプラスα1.5坪程
必要になるかとは思いますが
最初の例同様の方法で計算すると、
5坪×¥13,000=¥65,000-
↓
(敷礼3ヶ月+半年分前払い6ヶ月)×\65,000-
↓
¥585,000-
なんと、その差額が70万程。
もちろん最初から知ってるお客様も多いですが、
実際には不動産屋さんより一般的なお話を聞き
『そうなんですね』と借りられてしまうお客様も多いです。
また、図のオフィスレイアウトに関して
一般的に好まれるのは上記左側の島型レイアウトとなりますが、
これも必ずしもそうではないと思います。
なぜなら、島型のレイアウトは昔から
「社員の顔が良く見えてコミュニケーションが取りやすいから良い」
とか良く言われますが 本当にそうだと思いますか?
確かにみんなが中心に向かって向き合ってますが、最近ではパソコンの
ディスプレイも大きくなっている傾向もあり、ほとんど向かい合わせの方の
顔は見えないはずです。
またコミュニケーションについても、PCが普及してからはモニターを
見ながら説明する機会が多くなっているはずで、左型のレイアウトよりも
右側のレイアウトの方が誰からでもモニターが見やすく
気軽に相談できる環境となっています。
次に電気・電話関係の取り口も通常は壁についてますので
容易に引けることが多いです。が、
島型だと必ず壁のコンセントより島の中に電源をとるため、
モールなどが必要となってきて事務所自身も時間が経つにつれ
両面テープが剥がれたり、剥がれた所にゴミが付き黒い
ラインになったりもします。
最後に一番の利点は、小規模オフィスやSOHOオフィスに一番ありがちな
導線の閉塞感がなくなります。
椅子の後ろを通る際の気遣いもいらず、また島型レイアウトよりも
1名多く席を設けることも可能なんです。
以上が、私が経験したオフィス事情でした。
あくまでも、今回のこのお話は起業・独立・開業される方々や
新たな事務所を現在検討されているお客様の事例となるお話でしたので、
10人以上などのオフィスではまたレイアウトが変わってきます。
それこそ島組レイアウトが活躍したりしますのでそういった際は
またの機会にご紹介させて頂きますね。
ちなみに自分が言うのもなんですが、最初の事務所はあれもこれも
買わず、必要最低限のお買い物にして、事業拡大と共に少しずつ
買い足していくことをお薦め致します。
実際に、あれもコレも『多分必要』だろうと購入されたお客様が最終的に、
そんなに使っていない家具に占領され、必要な人員をいれる場所が
確保出来ず移転に至ってしまうケースもよくございます。
私が以前、移転をすると言うお客様のところへお伺いし
お客様のオフィス環境を見て、使っていない家具の処分をするというご提案で
移転をしなくても良くなったというお客様も実際いらっしゃいました。
そういったお話も私達の仕事かと思います。
次回は少し路線を変え、家具の選び方について
ピックアップしてみますね♪
それではまた。